常夜の街

常夜の街

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03:31
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常夜の街
Lyrics : 井荷麻奈実
Music : 井荷麻奈実
Ilust : 白 ( https://twitter.com/whtger_xx )
Vocal : UTAU ( ゲキヤク・重音テト )

Lyrics

等速度の陽は何処?
教育者の碑は何処?


予定調和の理に
共同体が棲み付き、
操られたような意識は
尚も脅されている。
入口もとうの昔に
忘れてしまったみたいで、
愛したモノに嘯いた。
それが最後の記憶だ。

理由なしに呈示された、
シラブルの繰返しを、
覚えて、覚えて、覚えて、
何の徳になるというのか?

等速度の陽は何処?
恐れを為して祈る代償を払って、
物語の書を焚いた、
永遠の忘却を望んだからだ。
教育者の碑は何処?
君の足首を掴んでいた概念を
殺した言い訳を考えていた。


収穫は輪廻に過ぎず、
狡猾は前提となり、
抗う者を吊る為の
篝火を灯していた。
此の街は呪われている。
此の世界は呪われている。
支えきれない言葉すら
何処にも届かないのか。

目尻に宿る稚拙さを、
ひたむきに隠していた。
忘れて、忘れて、忘れて、
幸福の定義も曖昧で…

等速度の陽は何処?
振り出しに背を向けて我武者羅に走って、
物語の書を焚いた、
永遠の忘却を信じたからだ。
教育者の碑は何処?
焉か、
標の在処も失せれば、
人徳に澱んだ濁流に
身を沈めるの。

等速度の陽は何処?
教育者の碑は何処?


等速度の陽は何処?
振り出しに背を向けて我武者羅に走って、
物語の書を焚いた、
永遠の忘却を信じたからだ。
教育者の碑は何処?
焉か、
欺瞞を疑った地平線まで飲み込んだ、
此処は常世の街だ。

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