サーカディアンリズム
Released05:02
一作目の曲タイトルを飾るのは
「サーカディアンリズム」。
皆さんのなかにももちろん、生体リズム、体内時計というものが存在します。それは昼から夜までの欠かせないサイクルと呼ばれています。
歌詞にも「まわる」という表現があるのでぜひ聴いてみてください。
Lyrics
ららる らりら
まるであなたの頬をなぞったみたいに
妄想が一荒れゆられ
呼び覚ましていく音の中
浮き沈む指先で
あなたとの思い出をなぞる
しのつく雨はいつもどうり
喧騒をよそに
絶え間なく注がれた青
後悔は混ぜてすすっても
溶けきらない事
ぐるぐる まわる
こんなはずじゃなかったんだ
ギターに全てこめてみる
自分はどこにもないと
歪んだ弦が錆びれちゃって
愛と憎に挟まってさ
測った事も数えた事すらも
愛と間違えてたのは
左胸が痛み出したから？
特別が呪いに化かされたから？
心はひとしくあるのに
人が人の抱える全てを
知ることが難しい
塗りつぶした世界の
知りえない底から拾った
「完成しなくていい形を知った」
音が鳴り出した
どこにもいかない
あの音の先は
よく見てきた場所だ
ららる らりら
まるであなたの頬をなぞったみたいに
嘘のない私のフィルムへと
呼び覚ましていく
「当たり前なんだよ」
逃げたいと思って良い
あなたは当たり前に
隣で微笑んだ
これが証なら
これが呪いなら
いっそ1秒でも長く
握っていよう
ららる らりら
まるであなたの頬をなぞったみたいに
嘘のない私の温度へと
呼び覚ましていく音の中
まもない頃の青を
胸に照らしながら
何度目の春を紡ごう
ららる らりら
フィルム越しに手が触れたみたいで
溶けきらない記憶が
リフレインしてく心ごと
いっそ1秒でも長く
握っていよう
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