刻一刻

刻一刻

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Lyrics

*CQ CQ UR RST 519*
忘れたはずなのに、
未だに覚えている、
望みを断ち切った言葉を。
思い出してしまうのは、
避けられないのか、
塞げば塞ぐほど、
嵩を増す。

限られた時の流れと、
消えていく思い出は、
昨日にでも
取り残されて、
実在しないものだった。
奥底で蝕んでゆく、
磨かれた水晶は、
意味を持てず
されるが儘に、
焦燥となるのだった。

*とびらのすきまからだれかが*

引き寄せたつもりでも、
そちらへ届くことなく。
手紙は人の波にのまれて。
失われた意味すらも、
求められないのか。
在処を知れたなら、
是非を問う。

境界で左右を忘れ、
均衡を崩したら、
明日にでも世界は割れて、
想定を超えるのだった。
逃れることを忘れて、
二人きり 描いたら、
存在を生み出すように、
反射光で照らしていく。

壊れた時計の針を、
穴が開いた部屋の隅の隅で。
呑み込まれそうで、
仕方がないから。
誰も知らない場所で
どこにいたのか
わからなくなってしまったけど
忘れ去られて
しまいそうで
ここまで来てしまったのなら。

過去は隠すことできずに、
背負い続けていく。
仕方がないと、
受け容れてみても、
針は何かを伝えているようで。
鍵のかかった箱を開けてみたのか。

*どんなせかいでもうけいれる*

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